その薬は安全ですか??

kusuri (1)

新薬は全ての成分をラベルに書き
さらに発売される前に安全性を証明すること

今となっては製薬会社に課された当たり前の義務も
戦前は当たり前ではありませんでした

きっかけは1937年アメリカでおこった事件です

1937年アメリカ、オクラホマ州で
原因不明の奇病が突如発生しました
患者は激しい腹痛を訴え、6人の子供が死亡しました

子供たちはある薬を全員が飲んでいた事が調査でわかりました

この事件をきっかけに
FDA(アメリカ食品医薬品局)は権限を強化され

新薬は全ての活性成分をラベルに書き
さらに発売される前に安全性を証明する義務を負うとされ

かわりに、製薬会社は医薬品の独占販売権や特許による保護を
保証されることが約束されました

新薬は保護された、栄養補助のサプリメントは保護されなかった

sapuri (1)

新しくFDAという組織が出来る当時
製薬会社が特許や独占販売権を主張した薬の中に
ビタミン剤やミネラル剤などがありました

当時は脚気の原因がビタミンB1欠乏であるとか
壊血病の原因がビタミンC欠乏であるとか
クル病の原因がビタミンD欠乏であるとかが分かってきていました

各製薬会社は、各種ビタミン剤などを
疾患の治療薬として販売していました

ところがビタミン剤やミネラル剤は
FDAが権利を保護する医薬品とはみなされないことになりました

つまりはどういうこと??

つまり、サプリメント類には特許がつかないということです
膨大なお金をかけて病気に効くサプリを開発しても
マネをされてしまうということです

製薬会社の利権が発生しないので
食生活と病気との関係については
無視されるようになりました

儲からないこと、特許が取れないことは
研究されない、日の目をみにくいということです

薬は儲かるから新薬がどんどん作られます
今度の新薬は効くよとテレビ番組で放送される
スポンサーは製薬会社w

栄養と病気との正しい関係については
これまでほぼ語られませんでした

バランスの良い食事を食べましょうと言われます

でも、そのバランスを調べたのは製薬会社の研究員です
これだけ慢性病が増えているのですから
今までの栄養に関する常識を疑うべきでしょう

ネットが発達した現在
個々人が知っている体験などをどんどん発信できるようになって
決して語られなかった現代医学の弱点などもすぐに調べられるようになりました

皆様の周りの方はいかがですか?
ずっと薬を飲んでいるけど
治らない方はいらっしゃいませんか?

いろいろご自身で考えて実践して
理解していく時代が来たと思っています

徳田漢方はり院         徳田和則

(参考文献)
長尾周格氏Facebook「エリクシール事件とFDA」
https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/890767901001115
長尾周格氏Facebook「エリクシール事件とFDA 2」
https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/890815430996362

 

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