熱が出て、全身がだるい
花粉症で鼻水、涙がつらい
腰が痛くてしょうがない
そんな時、皆さんが求めるモノは何でしょう?
- この苦しみから逃れたい！
- この症状はいつまで続くのだろうか？
- 悪いものだったら困る
などでしょうか？
出ている症状のほんとうの意味を考えてみませんか？
身体は間違えてない
何か症状があると、身体の調節機能がくるったから
この症状が出ていると思ってしまいます
くるっている身体の機能が治れば元に戻る
と考えてらっしゃる方がほとんどです
じつはあなたの身体は間違えていないことがほとんどです
症状というのは今どこがピンチなのか
教えてくれている、と思ってよいでしょう
私達が身体にとって不利な事をずーっとしてきたので
身体はダメージを修復しきれないで何かのサインを出している
という場合がほとんどです
症状は身体の味方である事を痛む部位別にみましょう
熱、鼻水、涙、痛みなどの症状は本当にイヤですよね
できれば早く止まってほしいと思います
でも、これらの症状はわれわれの味方ですから
根本原因がとれるまで無理矢理に止めてはいけません
どういうことか個別にお話いたします
熱が出るのはウイルスと戦っているから
健康な状態でウイルスや菌にかかると高熱が出ます
高熱が出ると回復は早いです
ストレス状態や栄養失調で病気にかかると
微熱しか出ません
微熱しか出ない人は
いつまでたっても身体がだるいのが取れません
熱が出るのはウイルスと戦っているからです
一気に戦って一気に追い出したほうが
身体への負担は少ないです
戦っているところへ解熱剤を加えたらどうでしょうか？
誰のミカタをすることになるのでしょうか？
（※もちろん解熱剤が必要な場合もあります）
花粉症は頭蓋骨内の掃除
昔は花粉症がありませんでした
それは花粉が綺麗だったからというのが私の意見です
現在の汚い花粉が体の中に入ってきたら
身体はどうするでしょう？
解毒するか排泄すると思うのです
- 解毒作用が弱っている方
- 毒物の摂取が多すぎる方
臨床をしていて思うのは
上のような方にアレルギーが多いと思うのです
解毒作用が弱っていたり
通常ルートで排泄できないほど汚れていたりすると
鼻水、涙などで排泄しようとします
それが花粉症です
その排泄作用を無理やり止めてしまえばどうなるでしょう
さらに毒物まみれで
ますます身体は弱くなります
薬を飲み続けても一向にアレルギー症状が完治しないのは
根本原因を取り除いてない状態で
身体の排泄行為を邪魔をしているからかもしれません
筋肉は痛んだあとにゆるむ
何らかの原因で筋肉が固くなって
血流や栄養不足が起こると痛みが発生します
身体に痛みが起こるとどんなメリットがあるのでしょうか？
- 身体が痛むことでココが悪いよと教えてくれている
- 一瞬のズキッとした痛みの後に身体はすこしゆるむことができる
1はわかりやすいですね
2はわかりにくいかもしれません
ホラー映画などで怖かったあとに
ホッとして身体がゆるむのと似ています
もし鎮痛剤などで痛みの信号だけブロックしても
もともとの筋肉の硬さや血流の悪さは変わりません
悪くなった原因を把握しないといけません
症状は愛すべきモノ、本当の原因を知る
ほんとうの治療はお知らせしてくれたところを治すことです
どうすれば根本から治るのかを考えましょう
身体が間違えているから症状が出ると考えると
症状の根本原因を掴めません
身体の選択はいつも正しい
悪いのは私達の生活や行動にある
と考えて初めて本当の原因が見えてくると思います
治療をさせていただいて思うのは
人間の体はとても精巧にできているということです
悪い生活をしているとすぐに症状が出ます
一見するとおかしな症状も意味があります
食生活や生活環境を見なおしておられる方は
必ず良い方向に向くと思います
徳田漢方はり院 徳田和則
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします