3月4日現在、コロナウイルスによる騒動は広がる一方ですね

札幌駅周辺も歩いている人がとても少ないです

今回は東洋医学的に肺炎について考えたいと思います

映画のように、知らない間に感染して、気付いたときには手遅れ?

ウイルス関連の映画では

  1. 知らない間にウイルス感染
  2. 徐々に肺をむしばむが本人は知らない
  3. 気づいたら手遅れで、あと3時間の命

などという展開が多いです

今回のコロナウイルスもそうなるのでは?
と思って不安になっていませんか?

そうはなりません

病気には軽い→重いという順番があります

いきなり重い病にはかかりません
必ず前兆症状があります

風邪が進んで肺炎になる

一般的な、最も多い肺炎への進み方は
風邪症状から進むことが多いのはニュースなどでご存知のことかと思います

東洋医学では、肺炎になる前に
全身の風邪症状が治らないで
症状が進行して肺炎になると考えられています

全身の風邪症状とは「悪寒」「発熱」「頭痛」「関節痛」など

全身の風邪症状とは何でしょうか?
それは苦しい場所が広いカゼのことです

具体的には

悪寒、発熱、頭項強痛、疼痛、咳嗽
の5種類です

わかりやすい言葉を使うと

  1. 「さむけ」
  2. 「熱がある」
  3. 「頭痛」
  4. 「関節痛」
  5. 「強いセキ」

となります

知らない間に肺炎になる人もいる、免疫の弱い人

では、知らない間に肺炎になることは無いのでしょうか?

あります!
免疫が効かない場合です

  1. 糖尿病、透析、手術後など基礎疾患がある
  2. 気持ちが落ち込んでいる

などです

これを東洋医学では内傷といいます

難しい言葉がでてきました
少し詳しく書きます

東洋医学では外感と内傷にわける

東洋医学では病気のなり方について

  1. 外感
  2. 内傷

の2種類に分けます

外感は外からの邪氣に無理に犯された状態です

内傷は内が弱くて普通の邪氣に簡単に入られる状態です

さきほどご説明した
全身の風邪症状→肺炎
は外感です

基礎疾患がある→気がつかない間に肺炎
は内傷です

普通に健康な人は外感に気をつけましょう

内傷に気をつけなければならない人は

  1. 基礎疾患のある方
  2. 普段ちょっとしたことで風邪をひきやすい方
  3. 気分が落ち込みやすい、すぐパニックになる方

人間は内傷があると、感情に影響するとされてきます
2や3に心当たりのある方で
感情がコントロールしにくいなと感じている方は
今回のコロナウイルスに用心なさった方がよろしいかと思います

最後に

ウイルスは見えないものです
見えないものが相手だと
どう対処してよいのかが分かりにくいですね

分かりにくいとき、我々が取りがちな行動は
権威ある人が言ったことを鵜呑みにしたり
噂に翻弄されたりしがちです

感情が動きやすい人=パニックになりやすい人=コロナウイルスに気をつけたほうがよい人ですので
周りにそういう方がいらっしゃったら
調子が悪い方なのかもしれないです

注意して見守ってあげてくださるとうれしいです

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします