お灸は痛いところにしてはいけません、という話です
治療院でよくあるご質問に
「どこにお灸をすれば良いのか?」
とご質問頂きます
答えは、その反対側にしましょう
痛いところや不快感のあるところの反対側にお灸するのがおすすめです
例えば腰痛で右側が痛いなら
背骨を挟んで反対側にしてみてください
中国の古典には巨刺、謬刺といいまして
反対側に刺しなさいということが言われています
痛いところに刺すとその時は効く
痛いところに刺すとその時は良いのですが
すぐに元に戻ってしまいます
治療をしていただいて、その時は良くなるけど
翌日には痛みがぶり返すということは多いと思います
痛いところに刺したり
電気をかけたりするとそうなりがちです
なぜそうなるのでしょう?
弱っているところに無理に頑張れ!と言っている
弱っている、困っている人に頑張れ!
と言って頑張れるでしょうか?
周りの人が助けてあげて
頑張れるようにした方がよいとは思いませんか?
人間の体も同じです
カラダは左右対称です
左右で同じ性質を持っています
反体側に刺激をして血流が良くなると
患部にも血流が良くなる性質があります
直接悪いところに刺激をするより
無理がないなのです
弱っている人が弱いなりに無理なく頑張れるのです
あくまでイメージですが
私が治療している感覚でそう思います
ご参考になさってください
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