田野岡大和くん、見つかってよかったですね

今回はしつけの話です

しつけとは子どもに教育して
行動を起こさせる行為ですよね

子供が行動を起こす動機は
単純に言えば二つにまとめられます

  1. 怖いからやる
  2. 楽しいからやる

山奥に放置とかオバケがくるからやりなさいとかは
「怖いからやる」の方です

この二つ違いを
東洋医学で分析してみたいと思います

Kosodate

怖いからやるのと楽しいからやるのは大違い

怖いからやるのと楽しいからやるのは
身体に与える影響がぜんぜん違います

怖いと楽しいを東洋医学で分析します

感情を陰陽五行に分けると

  1. 木→怒
  2. 火→喜
  3. 土→憂思
  4. 金→悲
  5. 水→驚恐

となります

怖い→水
楽しい→火

火と水は逆ですね

五臓六腑でいうと心臓と腎臓になります

心臓と腎臓は東洋医学では
どのような作用があるのか
生理学をそれぞれ見ていきましょう

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怖いは腎臓、腎臓は先天の能力

東洋医学の腎臓のキーワードは

「先天の氣、精力、水、冬」

などです

「怖い」という感情は
先天の氣や精力に悪影響を与えます

先天の氣とは

先天の氣というのは才能と言ってもいいでしょう

その人の一番奥底にあるもの
と言ってもいいでしょう

東洋医学で人間は
先天的な能力を後天の氣で支えています

後天の氣とは食事、学習などです

後天で先天を支えきれなくなり
先天の氣が尽きる時、死にます

ですから先天の氣は無駄使いしてはいけません

恐怖でしつけてはいけない理由の一つになります

精力とは

精力とは体力の貯金です

普段は氣血栄衛という
現金を使っています

胃腸の調子が悪くなったり
栄養のない食べ物が多いと
氣血栄衛が少なくなります

現金が少なくなりますので
貯金である「精」に手をつけます

貯金でその場をしのいで
また現金が増えてきたら貯金します

東洋医学では
氣血栄衛と精でうまくやり取りしていると考えます

怖いという感情は先天や精を傷つける

怖いという感情は人間の一番根本である
精や先天を傷つけますので
しつけに使うのはやめた方が良いと思います

今まで日本で行われてきたほとんどのしつけは
恐怖心を利用したものですので
注意が必要ですね

楽しいのは心臓、心臓は感情をまとめる

  1. 楽しい
  2. 喜び
  3. 笑い

  4. などは心臓に良い影響を与えます

    東洋医学で心臓は君主

    心臓ですが東洋医学では君主の官といって
    すべてを率いる役割をもっています

    とくに感情は心臓がコントロールしています

    心臓を使いすぎると
    感情が不安定になります

    特によくないのが
    楽しい、喜び、笑いにうそが入ること

    特によくないのが
    楽しい、喜び、笑いにうそが入ることです

    心臓はダメージを受けます

    君主が倒れると人間は死に至ります

    1. 楽しくないのに楽しいフリをする
    2. 面白くないのに愛想笑いをする

    などに注意しましょう

    ちなみにうつ病などは心臓を使いすぎて
    肝臓との連携がうまくいかないことでおこります

    ですから肝臓がはたらく春にうつ病は増えます

    楽しいフリ、あいそ笑いなどには
    気をつけてください

    陰の人に育てたいか、陽の人に育てたいか

    腎臓は陰です
    心臓は陽です

    陰陽どちらも必要ですが
    できれば明るい子に育って欲しいですよね

    山奥に放置とかオバケがくるとか、、、
    恐怖でしつけない方が良いですね

    徳田漢方はり院          徳田和則

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