東洋医学では天地人という考え方をします
天地の間に人間がいるという意味です
天地とは具体的には何を指すでしょうか?
天→太陽
地→地球
天地とは具体的には
天は太陽、地は地球です
太陽と地球がつくる
四季や朝昼晩の移り変わりにしたがって
人間の生活にも変化をつけていくと
人間本来の自然治癒力を発揮できるようになります
今回は秋分からの過ごし方についてです
秋分をすぎたら寒さに注意しましょう
秋分を過ぎるととても暑い日はなくなります
だいたい10月に衣替えがあるでしょうか?
患者さんの服装を見ていると
夏の衣替えはみなさん間に合っているのですが
寒くなる10月の衣替えは遅れがちです
秋分を過ぎたら身体の冷え気を付けましょう
真冬より今の時期のほうが
さむさが身体にこたえます
特に深夜から早朝にかけて
寝ているときに身体が冷えます
ベッドの位置に気を付ける
昼間はそれほど冷えませんが
気を付けなければいけないのが
明け方の冷えです
ベッドの位置が窓際の方は
この時期だけでも窓から離しましょう
壁際に移動させるか
足元に窓がくるようにすると
大丈夫だと思います
カラダが冷えると水分代謝に気をつける
寒くなってくると保温のため
汗腺が閉じて汗が出なくなります
汗が出なくなるぶんのかわりの水分代謝は
膀胱が担当します
膀胱の弱い人は膀胱炎
むくみやすい人は浮腫が出ます
秋になると空気も乾燥します
乾燥するとカラダに水分が必要になります
水分の代謝には氣を付けましょう
寒くなるとカラダの動きがにぶくなる
寒くなると、筋肉の動きは固くなります
全身の動きが少しずつわるくなります
筋肉同士が連携しています
動きが悪くなって痛む場所としては
連携の要所である腰が多いと思います
冷えから来る腰痛に気を付けましょう
秋に旬の食べ物を食べましょう
秋冬に旬の野菜はカラダを温めます
長ネギ、大根、ほうれん草、レンコンなどです
煮て食べるものが多いです
鍋物でいただくと美味しいですね
反対に春夏の食べ物は
カラダの熱を奪います
生でたべられる野菜は春夏の野菜です
外食でサラダはだいたい生野菜が多いですので
この時期は気を付けましょう
まとめ
- 秋分をすぎたら寒さに注意
- ベッドの位置は窓際でなく壁際
- 秋は水分代謝に気をつける
- 冷えから来る腰痛に気を付ける
- 秋冬に旬の野菜は鍋物に多い
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