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ヤフーニュースにあった記事ですが
ご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?

東洋医学では肝臓と腎臓が弱ってくると
膝の伸び縮みの作用が弱ってきます

ですから歩幅の狭い人は
東洋医学でいう肝臓と腎臓の機能が
落ちているかもしれません

詳しく書いてみます

歩幅が狭いのはカラダの機能が落ちている証拠

ヤフーニュースの題名は「歩幅狭いと認知症リスクが増」です

この題名では
「歩幅が狭いことで、カラダの何かに作用して
認知症が増える」

と読めますが、普通に考えたら逆です

「カラダが弱っている人は歩幅が狭い」
と考えるのが妥当だと思います

歩幅は膝、骨盤、足首などの動きと連動しますが
一番は膝でしょう

膝の動きと内臓の関係をみていききましょう

東洋医学での膝の役割

膝の伸び縮みの作用ですが

  • 伸ばす方→肝臓
  • 曲げる方→腎臓
  • 膝の内側の経絡→脾臓

です

鍼灸院で一番多く診るのは膝の内側です

脾臓は現代医学では膵臓です

現代人は膵臓の機能が落ちている人が多いです
糖尿病の人です

わたしも血糖値は正常ですが
脾臓の機能が落ちている隠れ糖尿病だと自己診断しています

炭水化物や糖分が多すぎるのが原因だと思います

膝の内側が病む人は
糖質制限をおススメします

曲げる方は腎臓、かかとや腰もいっしょに痛む

曲げる方は東洋医学では腎臓です

かかとや腰も腎臓が支配していますので
いっしょに病むことが多いです

現代医学では腎臓は尿を作るところですが
東洋医学では「先天の精」です

「先天の精」は体力の貯金と考えます

体力の貯金が底をついてくると
膝の曲げ伸ばし、かかと、腰が病んできます

その場合、貯金をふやすのは食事です
タンパク質多めの食事をするのが良いと思います

膝を伸ばすのは肝臓

膝を伸ばすのは東洋医学では肝臓のはたらきです

肝臓が弱ると他にもカラダの側面部の痛みツリ
こめかみの頭痛、などが出てくると
東洋医学では考えます

  • 関節がつっぱって伸びない
  • こめかみの頭痛

などで悩んでらっしゃる方は
肝臓の仕事は東洋医学では解毒作用ですから
カラダにとって毒になりそうなものは避けましょう

多すぎる薬
たばこ、アルコール
食品添加物
揮発性の薬品

などです

まとめ

膝の作用は

  • 伸ばす方→肝臓
  • 曲げる方→腎臓
  • 膝の内側の経絡→脾臓

東洋医学の作用

  • 脾臓→甘いもの
  • 腎臓→栄養のある食事
  • 肝臓→カラダの毒を避ける

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