こんにちは、徳田漢方はり院の徳田です
シリーズ「病気を自分で治すには」
自然治癒力とは?
免疫とは?
病気を治すのは誰でしょうか?
こたえは、患者さんご自身の免疫です
医者でも薬でも
鍼灸師でもなくご自身の免疫です
自然治癒力や免疫の性質を知って
ご自身の力で病気を治せる助けになればと思います
病気の症状は自然治癒力の仕事の結果
病気の症状は自然治癒力や免疫が仕事をした結果です
例えば体に有害なウイルスが入ってきたとき、熱が出ます
この熱は病気でしょうか?免疫でしょうか?
病気であり免疫でもあります
カラダの自然治癒力は熱を出す必要があったとき
熱を出してカラダを助けてくれます
熱を出してウイルスの住みにくい環境にして
カラダを守ってくれています
ウイルスをやっつけるために
熱は必要な病気だった
ということになります
では腰痛などの痛みについてはどうでしょうか?
腰痛などで免疫が痛みを出すときのことを考えます
腰痛などの痛みも
カラダを健康へ導くために出ています
免疫が痛みを出す目的はいろいろありますが
- 痛いことで、そこが悪いというサインを出している
- 痛みが出てその部位が緊張するとそのあとでその部分が少しゆるむ
などが考えられます
痛みに関しても必要な痛みであることがわかります
ですが痛みと熱には大きな違いがあります
熱の原因のウイルスは避けられない、痛い原因は除くことができる
ウイルス感染は避けられない場合が多いです
それに対して腰痛の原因は
- 腰の使いすぎ
- カラダの冷え
- 内臓の疲れ
- 精神的疲労、ストレス
などが考えられます
これらは避けることもできます
自分で病気を治すとは、本当の原因を取り除くこと
熱が出ても、痛みがあっても
免疫は正常に反応しています
自分に不利益なようでも
カラダの治癒をしてくれています
病気の本当の原因を取り除きましょう
まとめ
- 症状は免疫のお仕事の結果
- 症状はカラダを治すもの
- 避けられる症状(腰痛など)と
避けられない症状(熱など)がある - 症状の本当の原因を考えて本当の原因を取り除こう
東洋医学で考える病気の原因
ちなみに東洋医学では
病気の原因をどう考えているのか?
について少しお話しします
東洋医学では発病の原因として
精神の崩れを重要視します
木火土金水の五行でいうと
- 精は水
- 神は火
水と火の陰陽のくずれがあるのかどうか
未病と発病の分かれ目になります
内因、外因という考えをくっつけると
外からの邪気によって
内の精神が動いたかどうかが重要です
具体的に言うと
上司から怒られたので(外)
精神的に落ち込んだ(内)
仕事で寒いところにいさせられたので(外)
早く帰りたいとイライラすした(内)
など、東洋医学では
外の条件で内の感情が乱れると
病気になりやすいとされています
次回は早期発見の方法などを書きたいと思います
徳田漢方はり院 徳田和則
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