こんにちは。東洋医学鍼灸院の院長、徳田和則(とくだ かずのり)です。
日々、鍼灸の治療のとき、患者さんとの会話のなかで感じている、“病院依存症”の話をさせてください。

1.そもそも病院依存症って?
「なんとなく不安だから」「検査で“健康”とハンコをもらわないと落ち着かない」──そんなふうに、症状がないのに病院へ足しげく通う習慣を、私は“病院依存症”と心の中で呼んでいます。
医療費の統計を見ればわかりますが、単純に現代人は病院に行きすぎていると思います。
もちろん、つらい症状があるときに受診するのは大事です。でも人間にはからだの声を感じ取る力があるはず。私の持論でなくて、みんな持ってる能力だと思います。
本来、健康かどうかは自分でわかるはずです。それを、自分が健康かどうかを医師の判断にまかせているのが現代の人々だと思うのです。
2.東洋医学的セルフチェック―3つの“からだサイン”
自分についてのことは、エビデンスとか学術論文よりも先に自分の感覚を信じてみましょう。私が患者さんにおすすめしている、健康についてのシンプルな指標を紹介させてください。
- トイレがスムーズか
- 便や尿が気持ちよく出るかどうかは、食事が自分に合っているかどうかの証拠です。
- 量や回数に極端な変化があるときは、飲食物を見直してみましょう。
- ごはんを“おいしい”と感じるか
- 味覚は胃腸のコンディションを映す鏡です。
- 好きなものが美味しく感じれて、嫌いなものがマズく感じれるかどうかです。逆に、何を食べても味がぼやけるときは要注意です。
- ぐっすり眠れているか
- 東洋医学では午後11時〜午前3時が睡眠のゴールデンタイム。
- この時間に熟睡できれば良いです、明け方近くに目が覚めてしまうのはOK。
- もし起きてしまっても、またすぐに眠れればOKです。
ワンポイント:血圧150mmHg、LDLコレステロール200mg/dLといった数字は、あくまで“参考値”。上の3項目が良好なら、まずは生活習慣を整えることに集中してみてください。
3.こんなときは迷わず病院へ!
ぼくは東洋医学の人間ですが、救急は西洋医学が素晴らしい、とリスペクトしています。次のようなときは、迷わず病院を頼ってくださいね。
- 急な体調変化・良くない予感がする・意識がもうろうとするなど
- 胸がギューッと締め付けられる、息が苦しい
- 事故やケガ
命に関わる場面では“様子見”は禁物。救急車を呼ぶか、すぐ救急外来へ!
4.慢性症状は“生活まるごと”がクスリ
高血圧や糖尿病などの慢性疾患は、薬だけでなく食事・運動・睡眠・ストレスケアをトータルで見直すのが王道です。鍼灸や漢方も、その調整役として力を発揮します。
まとめ―“医療”と“自分の感覚”のちょうどいい距離感
- 症状がないのに安心証明を求めるのは病院依存症かも
- 排泄・味覚・睡眠の3サインで、からだの声を毎日チェック
- 救急シーンではためらわず西洋医学へバトンタッチ
- 慢性症状は生活習慣+東洋医学的アプローチで整える
徳田からひと言:自分のからだを感じるセンサーは、使えば使うほど研ぎ澄まされます。私と一緒に、そのセンサーを育てていきませんか?
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