砂糖はカラダに悪い
というお話をさせていただくとき
- ではきび砂糖はどうですか?
- てんさい糖はどうですか?
- 酵素はどうですか?
など、ご質問いただきます
ブログでもお答えいたします
砂糖はなんであれやめたほうがよい
2年前ぐらいまでは
どうしても砂糖を使いたい患者さんに
「きび砂糖」をおすすめしていました
いまは砂糖に関しては
どの砂糖でも害ですよ、とお答えしています
治療の効果が悪くなるからです
砂糖を摂っている患者さんは治りが遅い
いま来ていただいている患者さんには
砂糖は全面的にカラダに悪いとお伝えしています
単純に治りが悪いからです
3倍、4倍の通院回数がかかります
砂糖を処理できる体質であれば
影響は少ないですが
そういう人は患者さんとしては少ない印象です
果糖であれショ糖であれブドウ糖であれ
糖をふくむものは治療を遅くします
なぜでしょうか?
きび砂糖でも低血糖症は避けられない
糖質がカラダに悪い理由の一つに
低血糖症があります
低血糖症とは血糖値が乱高下して
- 疲れやすい、冷え
- 不眠、不安、イライラ、パニック
などの自律神経症状の原因になります
これらは血糖値が急激にあがったとき
身体は慌てて血糖を下げようとして
下がりすぎてしまいます
血糖値か下がりすぎた状態は危険ですので
また慌てて上げようとします
この血糖の乱高下に関係する
ホルモンを出す臓器が
疲弊して自律神経症状が出ます
白砂糖でもきび砂糖でも
低血糖症については同じです
では、一般的にきび砂糖がよいと言われる理由は?
精製された白砂糖は悪くて
キビ砂糖がよいと言われている一般的な理由は
キビ砂糖はミネラルを含むからです
砂糖や炭水化物を消化吸収するときに
胃腸は大量のビタミンミネラルを消費します
砂糖と一緒に摂取した食品に
ビタミンミネラルが含まれない時は
もともとカラダの中にあるものを消費してしまいます
食後眠くなったり
だるくなったりする原因の一つです
ですからビタミンミネラルの豊富な砂糖として
精製されていない砂糖である
キビ砂糖がよいと言われます
てんさい糖の方がよいと言われる一般的理由は?
てんさい糖とは砂糖大根のことです
砂糖大根がよいと言われる理由は
大根が冬のものであるためです
カラダを温めるとされているからです
ですがこれは自然に反した理論です
冬のものを夏に食べたら自然に反していますので
だいたいダメです
料理に使う砂糖はどうするか?
他にもよくいただく質問として
料理に使う砂糖はどうするか?があります
砂糖を摂ることによる
健康の問題は単純に量に比例します
摂取する砂糖の量が多くなれば
問題も多くなります
料理に使う分は少量なので、問題になりにくいです
砂糖をやめれば、甘すぎる味が嫌になる
断砂糖を続けることによって
味覚も変わってくるように感じます
わたしの経験では
メインの味付けに砂糖を使っていると
くどいと感じるようになりました
かくし味としては今でも使っています
砂糖をやめるときの順番のオススメ
カラダに悪いものの順番としては
- 清涼飲料水
- スナック菓子
- アイス
- 甘いパン
いずれも気づかない間に
すごい量の砂糖をとってしまいます
まとめ
- 砂糖はなんであれやめたほうがよい
- きび砂糖でも低血糖症は避けられない
- 料理に使うくらいの量なら問題ない
- 砂糖が含まれる量の多い食品からやめて行こう
徳田漢方はり院 徳田和則
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