【はじめに】


こんにちは、徳田漢方はり院の院長、徳田和則です。みなさんは「骨を強くするには牛乳を飲めばいい」と聞いたことはありませんか? もちろん牛乳はカルシウムが豊富なので、骨を育てるうえで役立つ面はあります。でも、実際にはカルシウムだけで骨が丈夫になるわけではないんです。そこで今回は、牛乳に含まれる栄養素のバランスや、骨づくりに欠かせないポイントを東洋医学の視点も交えながら分かりやすくお話しします。

【1.「牛乳=骨に良い」は本当?】


牛乳にはカルシウムやタンパク質などの栄養がたっぷりで、骨の主成分となるカルシウムを効率よく摂りやすいのは確かです。ただし、「牛乳さえ飲めば骨は万全」というわけではありません。骨を健康に保つには、ビタミンDやビタミンKなどのほかの栄養素や適度な運動、睡眠など、いろいろな要素が合わさってはじめて十分にサポートされるんですね。

【2.リンとマグネシウムも見逃さないで】


実は牛乳にはリンも多く含まれています。リンは骨の材料でもありますが、取りすぎるとカルシウムの吸収を妨げることがあるんです。現代の食生活では、加工食品や清涼飲料水などにもリンが含まれています。リンを多めに摂取しがちなので、牛乳を加えるとリン過剰になりやすいかも。
また、骨づくりに欠かせないのがマグネシウムカルシウムのサポート役として働く重要なミネラルですが、牛乳だけでは量が不足することも。種実類(アーモンドやカシューナッツなど)や海藻類、豆類、緑の野菜を取り入れるとマグネシウムを補いやすくなります。大切なのは「牛乳だけ」に偏らず、いろんな食材を組み合わせることなんですね。

【3.生活習慣も大事! 東洋医学的セルフケア】


骨を丈夫に保つには、食事だけでなく運動や日光浴も大きなポイントになります。ウォーキングや軽い筋トレなどで骨にほどよい刺激を与えると、骨の再形成が促されますし、日光浴をしてビタミンDを合成することも大切です。
東洋医学では、乳製品を摂りすぎると体に“湿(しつ)”がたまりやすくなるとも考えます。むくみやすかったり、お腹がゆるくなりやすい方は、牛乳より発酵食品(ヨーグルトやチーズ)を少量取り入れる方法もありますよ。さらに、足三里(あしさんり)などのツボを日々軽くマッサージして胃腸の調子をととのえると、栄養を効率良く吸収しやすくなると言われています。

【まとめ】


牛乳は確かにカルシウムが豊富ですが、リンやマグネシウムとのバランスが悪い点も見逃せません。「骨に良い=牛乳だけ」と考えるのではなく、普段の食事や生活習慣全体で骨をサポートしてあげることが大切です。小魚、ヨーグルト、ナッツなどからカルシウムや他のミネラルをしっかり摂ル方が良いかも。

東洋医学では、一人ひとりの体質や生活スタイルを見ながらアドバイスを行っています。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。しっかり食事を楽しみながら、元気で丈夫な骨を育てていきましょう!

 

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