塩は悪者にされがちな食品です
摂りすぎると高血圧になるなど
減塩、薄味などが好まれます
ただ、人間はもともとは海から来ているとするなら、、、
魚→爬虫類→哺乳類→人間と進化したなら、、、
人間と塩との相性が悪いはずはありません
ではなぜ塩を摂り過ぎると高血圧になると
言われるのでしょうか?
塩と血圧について4つに分けてご説明申し上げます
よく売られている塩はミネラルバランスを崩してしまう
日本で売られている大半の塩は
安く作るための作り方を採用しています
そのため、摂りすぎると
身体のミネラルバランスを崩していまう塩になっています
どういうことかというと、塩には2種類あって
- ナトリウムのみの塩
- ナトリウム以外のミネラルも含む塩
があるのですが
ナトリウムのみの塩のほうがコストが安くすみます
ところがコレは身体のミネラルバランスをくずしてしまうのです
皆さんのご家庭にあるのはどちらでしょうか?
日本で流通している塩の9割以上が良くない方の塩なのです
次は、良い塩と良くない塩の見分け方です
良い悪いを見分けるキーワードは『平釜』『天日』
裏に書いてある表示の見方
スーパーに売っているのはほとんどの塩が
塩化ナトリウムを抽出して作ってます
天然塩と書かれていても
自然塩と書かれていても、、、
ナトリウムのみの塩であることもあります
もともと塩はJTが専売していました
塩の作り方、安全性、などは政府が一元的に管理していました
(昔も悪い塩ですw)
塩の規制撤廃により、塩の品質を表示する義務が出来て
食用塩公正競争規約というものが出来ました
その中に製造工程を示す言葉として
「イオン膜」「逆浸透膜」「浸漬」「溶解」
「天日」「平釜」「立釜」「噴霧乾燥」「加熱ドラム」「採掘」
などといった単語が定義されました
つまり、この単語が品質を定義しています
自然とか海水とかは品質をあらわしていません
簡単に結論だけをいいます
裏のパッケージに『平釜』あるいは『天日』
と書かれているとホンモノです
ニセモノは
『立釜』、『イオン膜』などと書かれています
これらは海水のミネラルバランスが壊されてます
皆様、いそいで台所へ行って確認して下さい!
ネット上で購入するなら
などは平釜や天日て作られた塩ですので
安心してお買い求めいただけます
岩塩はどうなの?という疑問がおありかもしれません
岩塩は、海水が干上がるときに
ナトリウム層、カリウム層、マグネシウム層
などに分かれてしまいます
私たちが塩として用いるのは、ナトリウム層です
これはナトリウム以外のミネラル分は少ないのです
やはり天日・平釜の塩を選びましょう
さて次は、高血圧についての盲点です
高血圧の基準がどんどん下がっている
血圧の正常値の規準ですが
1999年までは95-160とされてきました
2000年に
60才未満85-130
70未満90-140
80才未満90-150
となり
2004年には
65才未満85-130
75才未満90-140
75才以上90-140
2004年には高齢でもすべての人が90-140未満が
正常(140以上が高血圧)としてしまったのです
ちなみにこの決定後
血圧のクスリの売り上げが3000億円から
1兆円程に膨れ上がっています
クスリの売り上げは急上昇したのに
病気の人は減ってません
血圧は高い方と低い方の比が8対5以内であれば
血圧は低いほうが安定していれば良いという考え方があります
ただし高い方と低い方の比が8対5以内で変化していることです
例えば上が160だと下が100を超えないようにと言った具合です
高血圧の方
ご自身の身体で実験をしてみませんか?
実験費用は年に500円程度だし
塩の量を変えなければノーリスクです
ホンモノの塩は
生命にとって必要な様々なミネラルを
全部摂る事が出来るスーパー食品なのです
料理も確実に美味しくなります!
徳田漢方はり院 徳田和則
(参考文献)
いろいろな「塩」の違いとは?
http://www.shio-ya.com/general_salt/index.html
食用塩公正取引協議会
http://www.salt-fair.jp/term/
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