北海道漢方鍼汪会活動内容
経絡治療の勉強といっても
イメージがつかないかと思います
当研究会で学習する内容ですが
故二階堂宜教先生がまとめられた
初心者用テキスト「本治法」を使用して
2〜3年かけて古医書医学と技術を習得します
専用テキスト「本治法」の目次をご参考ください
「本治法」の目次
第1章 基礎理論
1.古医書医学の考察とその特徴
一、初学書のために
二、自然、自然界と身体
三、氣論
2.陰陽論
一、万物陰陽の具体例
3.五行論
一、五行の医学的応用
二、制化の関係
第2章 臓腑論
1.五臓六腑
2.奇恒の腑
第3章 経絡
1.十二経絡
2.経別
3.経節
4.十五絡
第4章 精・気・神
1.精
2.氣
3.神
第5章 津液
第6章 氣血栄衛
1.氣
2.血
3.栄
一、経栄
二、栄養
4.衛
第7章 病因論
1.病因
2.六淫
3.七情(情志)
4.飲食労倦(不内外因)
一、飲食
二、五味
三、房労
第8章 法則の部
1.八綱理論
2.症候分類法
第9章 四診法
1.望
2.聞
3.問
4.切
第10章 治法
1.養生
2.経絡治療上の応用
3.経絡病理上の応用
4.補瀉
5.正治と反治
6.標治と本治
本治法の時に使用する鍼
使用する鍼は経絡治療の大家でらっしゃる
井上恵理先生が考案された
井上式八分長柄鍼
鍼柄と鍼体の長さが同じですので
微妙な鍼さばきを可能にします
井上先生は経絡治療を考案された方です
私達の会を開かれた故二階堂宜教先生は
井上先生の治療の流れを汲む方です
鍼汪会の実技指導
実技指導は3人一組になり
ベテランの先生が指導してくださいます
- 皮膚のツヤ
- 肌肉の弾力と栄養状態
- 経絡上の触覚所見
など、施術をして回復したことが
その場でわかるようになります
研究会の基本方針
研究会では
- 素問、霊枢、難経などの古典について
- 井上恵理先生や二階堂宜教先生の講演テープの内容
それぞれ古典や臨床の観点から
二人一組のチームを組んで発表し
会員同士で討論し研鑽しています