経絡治療では患者さんのもつ体質のくずれを
陰陽五行を整えていきますので
どんな病症でも対応可能です
聞こえはよいですが
この治療には人間や自然に対する理解が必要です
一般の治療家とはちがった勉強が必要です
従来の考え方とは
この病気にはこのツボという考え方です
患者さんはもちろん
術者の皆様方もほぼみなさんこの考え方です
こういう症状があればこういう病気だと考えて
その治療法はこうすれば良い
とするのが症状、病名の治療です
一番古い書物は傷寒雑病論なので
傷寒古方派と呼ばれます
病因病証を考えて証を立てる
この病気にはこのツボと言う考え方は記憶すればよいので
初心者でもある程度できます
病気を理解するのは困難です
ものの見方考え方から学ばないと難しいです
黄帝内経は人間、自然、病気の成り立ちを書いてある書物です
人間、自然、病気をこのように考えて理解すれば
応用しやすいよと書いてあります
後世派といいます
患者さんは症状を治して欲しいので自然と症状治療になる
症状治療とはこの症状にはこの治療法が良い
という考え方です
症状を取るのが目的です
患者さんの求める症状を取るのが目的です
経絡治療とは本治法でした
本当の病因、本当の陰陽五行改善が本治法です
と症状治療とは違います
自然、人間、病気を理解しましょう
理解したレベルに合わせて治療ができるよう
井上恵理先生、二階堂宜教先生が治療法を作ってくださいました
このHPが理解する一助になればと思って書いています
徳田漢方はり院 徳田和則