五行のあらまし

東洋医学には五行という考え方があります
五行はいろいろなものを木火土金水に分けます

例えば食べ物の味を五行で分けると
木火土金水→酸苦甘辛鹹になります

いろいろなものを五行で分けることができます

何のために分けるのかというと

モノの特性を知るためや
モノとモノと相性を知るためです

もちろんモノだけでなく
ヒトのこともわかりますので
五行を使って占いもできます

五行を使ってモノを知る時
相生、相剋という関係を知っておくと
とても便利です

そのことを書きます

五行のお互いの相性のことを相生、相剋関係といいます

五行同士の相性のことを

  1. 相生関係
  2. 相剋関係

といいます

  1. 相生関係はお互いに助けあいます
  2. 相剋関係はお互いに奪いあいます

まず、相生関係を詳しくみていきます

仲がよい状態のことを相生関係という

相生関係は別名
母子関係とも言います

母と子供のように助け合うことです
五行では隣同士は相生関係です

木の相生関係は
木と火
木と水です

木火土金水のとなりにあるもの同士は
仲がよいのです

奪い合う関係を相剋関係といいます

相剋関係は奪いあいの関係でした

五行の1つ離れたところにあるものは
相剋関係です

木の相剋関係は
木と土
木と金です

木火土金水の1つ離れたところにあるものを
相剋関係といいます

相生、相剋の使い方、具体例

1、まず知りたい木火土金水を色体表で調べます

色体表についてはこちら

五行の色体表
東洋医学には五行という考え方があります五行はいろいろなものを木火土金水に分けます例えば食べ物の味を五行で分けると木火土金水→酸苦甘辛鹹になりますこの分け方を「五味」といいますいろいろなものを五行で分けることができます五行の一覧を色体表といいます五行の見本のようなものですこの見本を使って知りたいところのモノは木火土金水の何に当たるのか?を調べますさっそく下の表で木火土金水を調べてみてください五行の色体表です五行木火土金水五種の氣五運春夏長夏秋冬五行の運行発展生長化収蔵五種の本能気候風熱湿燥寒天地...

例えば1

目の使いすぎで乾燥するとしましょう

色体表を調べると

目→木
乾燥→金です

木と金は相剋ですので相性が悪いです
金が木を攻撃するか
あるいは金が木から奪っていく関係です

例えば2

甘いものを食べるとほっこりする

色体表によると甘いものは土です
ほっこりするのは脳の働きですから
脳は水です

ここでは土剋水というと相剋関係が働いています

甘いものは脳を攻撃してしまうことがわかります

いろいろな使い方があります
詳しくなっていくととても面白いですよ