しびれが出てくると神経が傷んでしまったのか
心配になります
しびれの原因ですが
神経が傷んでいるのでなく
慢性の血行不良でしびれていることが多いです
血行不良の原因は
- 血液の栄養不足
- 緊張やストレスで動きが硬くなった
- 運動不足など動きが足りない
などにあります
しびれは治りにくいのは
原因が生活習慣の中にあって
改善しにくいからです
一つづつみていきます
血行不良の原因で一番多いのがストレス
血行不良の状態が長く続くのが
しびれの大きな原因になります
その中でもストレスで
- 体の偏りができたり
- 特定の臓器のはたらきが悪くなったり
している方が多いです
東洋医学でいうと
カラダの陰陽五行のバランスを失っている状態です
ストレスを無くすのは難しいので代りの方法を
しびれの原因で一番多いのはストレスですが
それをなくすのは難しいので
その他の原因を無くしていきましょう
上でも書きましたが
血行不良の原因は
- 血液の栄養不足
- 緊張やストレスで動きが硬くなった
- 運動不足など動きが足りない
でした
栄養や運動不足を解決するのが
しびれの治療で重要なことだと思います
栄養について重要なのはタンパク質です
食事はタンパク質を多くして
炭水化物を減らしましょう
そうすることで血液の中身がよくなって
少ない血流でも多くの栄養がカラダにいきわたります
栄養不足で神経過敏になるのも
しびれの原因の一つですから
食事は重要です
単純な運動不足の方もおおくいらっしゃる
運動不足でしびれが出ている方もいらっしゃいます
歩く時間を長くしていただければと思います
特に、外を歩く時間をながくしていただけると
効果が高いと思います
ただ、しびれが出ている方は
外へ出る元氣がなくて
運動ができない場合もあります
その場合は食事や鍼灸治療などで
少し元氣が出てから
歩く時間を増やしていただけたらと思います
東洋医学で、しびれをどう診るか
しびれは重痛といいます
五行でいうと金が原因の痛みを重痛といいます
東洋医学では、「しびれマヒ」といいまして
しびれが悪くなってくると
マヒになります
マヒといっても脊髄マヒのような
難しいものでなくて
- 動かすのがおっくうだ
- カラダが重くて動きがにぶい
といったものも
東洋医学では麻痺といいます
東洋医学では金は肺臓で呼吸です
呼吸が浅い生活を長く続けると
しびれの基礎的原因を作ることになると思います
シビレの部位別の診断
小指と薬指がしびれているときはすぐ病院へ
東洋医学では小指と薬指のしびれは危険といわれています
小指と薬指は心臓に関係があるからです
親指のときは
親指がしびれたときも
東洋医学でいうと少し注意が必要です
特に、めまい、不眠、頭痛がある時は
病院に行かれた方が良いかと思います
かかとのしびれは先天の精が不足
かかとのしびれは東洋医学でいうと
精の失調です
先天の精といって、体力の貯金のようなものです
貯金ですから余ったものを貯めているのです
現金は普段の食事です
日常の生活で必要な栄養がなくなると
貯金から持ってこようとします
それでも足りなくなると
栄養失調状態になります
皮膚がカサカサ、髪の毛のツヤがなくなる
などは体力の貯金を失いつつある証拠です
しびれはそれが進んだ状態です
食事の内容を改善したり
鍼灸で胃腸の調子を整えて治療します
手足がしびれる
現代医学でいうと
糖尿病など全身の病気の可能性があります
東洋医学でいうと
脾臓が原因です
脾臓の病は消化不良が原因のことが多いです
栄養の消化不良と
精神的な消化不良があります
栄養の消化不良は炭水化物の過多でおこります
精神的な消化不良は
- 決断の不足
- 保留が多い
などでおこります
腰から足にかけてのしびれ
腰から足にかけて
特にカラダの側面部のしびれです
現代医学ではヘルニアといわれています
東洋医学ではカラダの中のヨゴレ、酸欠などが原因です
東洋医学でいう肝臓、胆嚢が原因のしびれです
インスタント食品やファーストフード
保存料や古い食べ物などは
避けていただければと思います
まとめ
全体的な対策として
- 栄養不足を改善するため、タンパク質多め炭水化物少なめ
- ストレス対策
- 歩いて運動不足をなくす
鍼灸治療では
- 胃腸のはたらきを改善
- カラダの偏りを改善して血行回復
- 呼吸を回復して治療
などが効果的だと思います