「タンパク質を多めに食べていただくと、治療効果も上がると思います」
というお話をよくさせていただきます
その時に
「外食のときはどうされていますか?」
というご質問をいただきます
わたしは外食のとき豚肉料理を注文することが多いです
理由ですが
○豚肉にはタンパク質、ビタミン、ミネラルか豊富
○お肉の中では豚肉は品質が良いものが多い、、、と思う
ということです
以下、詳しく書いていきます
外食では品質に気をつけましょう
外食で問題となるのは
使われているタマゴ、鶏肉、牛肉の品質が低いことです
また、大豆食品は植物性特有の栄養素が
吸収を阻害したり、毒になったりします
それぞれの品質について書いていきます
鶏肉が安いのは生育環境のコストを削っている
メニューを見ているとわかると思いますが、鶏肉を使ったメニューは安いです
安い日替わり定食や、ランチなどは
大抵鶏肉のから揚げが多いです
価格の安い鶏肉やタマゴは
工場のようなところで、ギュウギュウ詰めで育てられたニワトリのものです
ニワトリは強い生物ですので
生育環境が悪くても大丈夫なのです
ですが、抗生物質や病気の蔓延している状況で育った鶏肉の品質がよいわけありません
よい環境で育った鶏肉は地鶏として売られています
100グラム500〜900円ぐらいでしょうか?
デパートの地下などで売られています
札幌ですと三越百貨店の地下のお肉屋さんの地鶏はとても品質がよく美味しいです
十分な日光や栄養をもらって育ったお肉のパワーは素晴らしいものです
次は牛肉についてです
牛肉は高い
牛肉は栄養価のわりに価格が高いです
一時期、牛肉は投機の対象になっていました
倒産した安愚楽牧場などですね
今はどうなっているかわかりません
ですから外食での牛肉は価格を抑えるために
質の低いものが多いように思います
品質の低いお肉を食べると
東洋医学では「カラダの血脈」
を汚すとされています
血脈が汚れると
肝臓や胆のうに負担がかかるとされています
こめかみの頭痛、カラダのスジが張る、イライラして眠れない、
などが肝臓や胆のうの症状です
次は豚肉についてです
豚肉は栄養がある
お肉の中では豚肉がオススメです
東洋医学的で最も重要な「精」
を補充できるのが豚肉だからです
栄養とコストの問題から考えると豚肉が
ベストな選択です
豚は清潔好きで生育環境が綺麗であることが多いようです
ですから外食で使われているお肉でも
品質は問題ないことが多いです
次は大豆についてです
大豆食品には植物毒がある
植物は動けませんので
外敵である動物に食べられないように
動物にとって毒になるものが含まれていることがあります
玄米のフィチン酸
大豆の
発酵食品は微生物がこの毒を解毒してくれていくことがあります
大豆の場合ですと
納豆、お味噌、醤油
などが発酵食品ですので無毒です
上手に利用していかれるとよいと思います
次は外食の野菜についてです
外食の野菜では夏野菜のサラダが多い
外食の野菜では生のサラダが多いですが
これもコストの面で有利だからだと思われます
生で食べられる野菜は夏の野菜が多いです
冬の野菜は煮たり焼いたりしないと
エグくて食べられません
冬に夏野菜を食べるとカラダを冷やしてしまいます
冬に外食が多い人は気をつけましょう
冷え性の人は夏でも熱性の冬野菜を食べたいと思います
ですがこれはやめておいた方がよいです
夏に冬野菜を食べると余計な熱がカラダの中にたまります
熱が循環しなくなります
熱がこもるという状態です
夏に夏野菜を食べるとカラダの余計な熱を取ってくれてさっぱりさせてくれます
外食でも季節の食べ物を食べて
カラダを季節に合わせましょう
まとめ
以上、外食と東洋医学を少しお話しさせていただきました
体調が思わしくない時は
メニューの中から豚肉と季節にあった野菜を選んでいただけるとよいかと思います