これから妊娠を準備される方
二人目をお考えの方
鉄不足に気を付けましょう
赤ちゃんの鉄は食事で手に入らない
母乳さえ飲んでいれば
赤ちゃんは健康なはずです
しかし母乳は完全食ではないのをご存じですか?
じつは鉄だけ含まれません
鉄分が含まれている食品は
焼かない状態ですと赤いです
母乳は赤くないことから
鉄が含まれていないのがわかると思います
では赤ちゃんにとって鉄は必要ではないのでしょうか?
鉄は人間にも病原性の細菌にも重要
鉄は赤ちゃんにとってはもちろん必要です
ですが病原菌や細菌にとっても重要なのです
免疫のうまくはたらかない乳幼児が
鉄を食品から摂るのは危険です
腸内細菌の異常増殖につながるからです
ですから免疫が完成するまでは
妊娠中にお母さんからもらった鉄でやりくりします
ですから鉄欠乏のお母さんから生まれてきたお子さんは
鉄不足を解消する方法がないのです
いろいろな難病が鉄不足と関係があるとされています
先天的な赤ちゃんの色々な問題と鉄欠乏の関係については
現在研究が進んできています
貧血の症状がなくても赤ちゃん用の鉄が足りないことがある
貧血の症状がなくても
健康診断で貧血の問題なくても
注意が必要です
妊娠中に子供にあげるのは貯蔵鉄=フェリチン
というものだからです
特に二人目の時は注意が必要でしょう
一人目の時に貯蔵鉄を使い果たしても
症状が出ないこともあります
健康診断ではこの貯蔵鉄を計測しませんので
隠れ貧血の恐れがあります
貯蔵鉄を測るには
オーソモレキュラーという
分子栄養学を取り入れている病院に行くとよいです
札幌の中心部ですとこのあたりでしょうか
貯蔵鉄が少ないときは赤いタンパク質を食べましょう
植物性の鉄分より動物性の鉄分のほうが
吸収がよいです
冒頭にも書きましたが
鉄分が多く含まれるものは
赤い食べ物です
レバー、マグロ、カモ肉
卵の卵黄、赤貝、ほっきなどでしょうか
赤身の肉もオススメです
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