札幌は涼しくなってきました
セーターの方もちらほらとみえます
患者さんのご様子を診させていただくと
ここ3、4日、胃を悪くしておられる方がチラホラと
聞くとやはり冷たいものを食べすぎたとか
涼しくなってくると、胃の病と水分代謝の病が増える
この時期は急に寒くなって
乾燥しますので
胃が冷えたりと体が冷えて水分代謝の病が増えます
代表的な症状として
- 痰が絡む
- 鼻水
- 食欲不振
- 下痢
などがあります
これらはお腹から冷えることで
出てきます
普段は大丈夫でも
秋に冷え始めた頃にお腹から冷えて
悪くなることが多いです
もう一つ、冷えの原因になるものはお風呂です
寒くなってきたからお風呂であっためる→間違いです
冷たいものの他には
お風呂にも気をつけましょう
寒くなってくると雑誌などで
「カラダの芯まで温める方法」
など、特集されます
ですが、秋の体は汗腺を閉じて
寒さに備えそうとしています
お風呂で芯まで温まると
汗腺(汗の穴)が開いてしまいます
お風呂を出た後、開いた汗腺から
冷気がカラダに入ってきます
湯冷めがカゼには一番よくないです
カゼを引きやすい方、カゼが治りにくい方は特に気をつけましょう
カゼは万病の元です
東洋医学ではカゼをこじらせた慢性病が
たくさんあるとされています
秋に涼しくなってきた頃には
冷たい飲食物と
お風呂の入りすぎに気をつけたいですね