長ネギがカゼや呼吸器に良い薬効があることについては
しつこいぐらい書いて来ました
もう少し書いて見たいと思います(笑)
過去の記事
長ネギに薬効のある時期は9月~12月まで
長ネギは薬味とよばれています
一般に薬味とはネギ、ショウガ、大根おろしなどをいいますが
その薬効については、薬効が多い時期、少ない時期があります
長ネギに薬効があるのは
9月末〜12月まででしょう
要は旬の時期の長ネギにしか薬効は無いということです
昔は時期を外すと野菜は採れませんでしたから
旬を考えて食べなくてはいけないのは便利になった現代だからです
年明け頃からの長ネギは、だんだん味が落ちてくるのが分かります
年が明けるとすぐネギを焼いても煮ても硬くなって
シャリシャリになりますw
昔の医学書に長ネギは肺臓に効くと書いてある
東洋医学は「黄帝内経」という2000年前の医書を参考にします
その黄帝内経には「五菜」という五つの野菜について書かれています
五菜→韮 薤 葵 葱 藿
ひらがなだと
五菜→ニラ らっきょう あおい ねぎ まめのは
五行→春 夏 土用 秋 冬
ですから
ネギは秋です
五臓で言うと
五臓→肝臓 心臓 脾臓 肺臓 腎臓
ですのでネギは肺臓に効くことになります
参考ページ
風邪を引きやすい、皮膚が弱い、鼻が詰まりやすい、ノドが弱い、など心当たりの方はネギをせっせと食べましょう
どんな人が食べると良いか?
答えは「肺臓が弱くてでる症状を持っている人」です
人間は五臓六腑の能力に差があります
才能ともいいます
抵抗力ともいいます
能力差が生まれる理由は
先天的に持って生まれた能力に
後天的にどれだけ補ったか?で差が出ます
今、肺臓が弱い人はネギを食べると後天的に足したことになります
- 風邪を引きやすい
- 皮膚が弱い
- 鼻が詰まりやすい
- ノドが弱い
などに心当たりのある方は
呼吸がうまくいっていない可能性がありますので
ぜひ後天的に補っていかれることをオススメします
一日一本食べれば、かなり変わる
どのくらい食べれば良いの?
と言うご質問をよくいただきます
肺臓が弱い方には
「一日一本食べてください!」
とお伝えします
最初はなかなか難しいと思いますが
食べ方はなんでもよいと思いますので
少しずつ食べる量を増やしていただければ良いと思います
まとめ
- 9月末〜12月までは長ネギをオススメします
- 昔の有力な医学書にも書いてあります
- 風邪を引きやすい、皮膚が弱い、鼻が詰まりやすい、ノドが弱い人にオススメです
- 一日一本、少しずつ増やせれば良いと思います