なぜ旬のものを食べると元気になるのか?
それは旬の時期の野菜には栄養たっぷり入っているからです
その時期に人間が必要とする栄養が入っています
時期が違うと含まれている栄養素や作用を
身体が十分活かすことができません
ハウス栽培などにより、今では一年中どんな野菜でも手に入りますが
無理やり栽培したり、野菜を騙して栽培したりしています
その上、栄養までないのですから旬のものを食べましょう
以下、簡単に旬の時期を知る方法を書きます
旬の時期を知る、簡単な方法は陰陽で2つに分ける
一年を陰陽にわけます
2つに分けるだけですから一番簡単です
春夏と秋冬に野菜をわけます
春分と秋分でわけます
東洋医学は陰陽五行ですから、五行に
5つに分ける方法もありますが、まずは2つに
春夏と秋冬に分けて、旬を楽しんでください
春夏の野菜
春分から秋分までは春夏の野菜を食べます
(3月20日頃~9月21日頃)
春夏野菜の特徴ですが
- 地面より上に実をつける
- 生で食べられる
といった傾向があります
春 キャベツ、レタス、新たまねぎ、たけのこ、ごぼう、山菜全般
夏 アスパラ、きゅうり、トマト、なす、ピーマン、えんどう
たまねぎ、にんじん、らっきょう、とうもろこし
秋冬の野菜
秋分から春分までは秋冬の野菜を食べます
(9月22日頃~3月20日頃)
秋冬野菜の特徴ですが
- 地面、あるいは地中の野菜
- お鍋の食材になる
- 煮て食べることが多い
- 煮るとアクが出る
といった傾向があります
秋 長ねぎ(たまねぎは夏)、かぼちゃ(夏もおいしい)
冬 ほうれん草、小松菜、白菜、水菜など、菜っ葉全般
大根、レンコンなどこんさい類
春夏は生サラダ、秋冬は鍋
春夏のものは生で食べられることが多いので
生サラダで食すことが多いです
春夏のものは味が淡い(あわい)、薄い、と表現されることが多いです
秋冬のものはアクが強く生で食べれません
煮たり焼いたり、あるいはお鍋にして食すことが多いです
五行に分けるときはときは二四節気を使う
ここで、農作物の春夏秋冬は
春…立春から立夏の前まで(2月4日~5月4日)
夏…立夏から立秋の前まで(5月5日~8月6日)
秋…立秋から立冬の前まで(8月7日~11月6日)
冬…立冬から立春の前まで(11月7日~2月3日)
二四節気といい、昔から農業をするための基準でした。
季節を木火土金水にわけて
目的の五臓によい食事をすることを薬膳といいますが
効果を出すにはなかなか難しいこともあります
まずは陰陽、二つに分けて
効果を実感してほしいと思います