以前の記事で
すぐ治る方と時間がかかってしまう方の違いは
もともとある自然治癒力の違いだと書きました

鍼灸のメカニズム、治る人と治りにくい人の違い
鍼灸ですぐ治ったという人全然治らない、鍼灸では無理だったという人その違いは何でしょうか?一言でいうと、その人が持っている自然治癒力の違いですこの記事では、東洋医学を使ったわたしの治療法での考え方を書きますはり治療は体の反応を変えることができる鍼灸ではカラダの反応を変えることができます反応を引き出すといってもよいと思います引き出すわけですから引き出しに何か入っていなければいけません引き出しとは患者さんの体力です自然治癒力といってもよいと思いますですから引き出しに自然治癒力をお持ちであればどんな...

今回は自分が自然治癒力を持っているかどうか?
がテーマです

ご自身の治癒力については、いろいろなところから判断できます
今回は2つの方法

  1. 背骨が整っているか?
  2. 筋肉に弾力があるかどうか?

この二つがあればで自然治癒力が充実しています

背骨が整っていれば、先天がしっかりしている

疲れてきたり、五臓六腑の使い方にかたよりがあると
背骨の並び方が
ガタガタと不規則に乱れてきます

背骨は、両親からもらった
先天的な才能がすべて入っていると
東洋医学では考えます

人間の一番最初は
おたまじゃくしと卵子が結びついたものです

頭と背骨の部分がおたまじゃくしの部分です
似ていますよね?
それが人間の先天的な部分で先天的な力はここに保存されています

ですから、背骨が充実している人は
先天的な力が十分ある証拠になります

先天→背骨 対して 後天→筋肉

先天的なものは後天的なものに
支えてもらって活動しています

後天的なものは筋肉に保存されています

筋肉の弾力があると
後天的な治癒力が沢山あると言えます

筋肉に弾力があれば、後天がしっかりしている

後天的なものは筋肉に貯えられます

先天は両親から引き継いだもので
後天は自分で追加するものです

何を後天的に追加津須賀というと
食べ物と呼吸で後天的な治癒力を追加します

治癒力を充実させる方法は呼吸と飲食にある

先ほど、両親から受けついだものが背骨にあると書きました
先天的なもの→背骨が乱れたらもう治らないのでしょうか?

いいえ、先天的な物が足りなくなったら
後天的なもので補充すればよいのです

先天的治癒力→体力の貯金

先天と後天の肝経は
ちょうど貯金と現金の関係に似ています

後天は食べ物と呼吸から作られて現金収入です
後天的なものが余ると先天に貯金されると東洋医学では考えます

現金収入から活動で減った支出を引くと
余った部分が貯金になります

貯金は先天の背骨に貯えられます

背骨が乱れてくると貯金が減ったので
治癒力の引き出しが無いということになります

そうなると鍼灸でバランスを調節するだけでは難しい状態です
貯金を作ることが治療に必要です

食事と呼吸で自然治癒力を作っていきましょう