古方派と後世派

鍼灸や薬方には流派がたくさんあります
色々な考えをなさる人間の数だけ流派があるのかもしれません

無数の流派がある中でも考え方としては案外単純で
私は2つに分類して良いと思っています

その分け方は、古方派と後世派です
どう違うのかまとめました

古方派とは

この病気にはこのツボと決まっているのが古方派です
傷寒論、金匱要略などをもとに
方剤(漢方薬)、選穴を決定します

後世派とは

陰陽、五行、四時、五臓の生理学、病因論
黄帝内経、難経の理論を用いて
診断分析してそれにもとづいて治療します

北海道漢方鍼汪会はどうなの?

我々、北海道漢方鍼汪会は後世派です
黄帝内経、難経、脉訣などの理論を使って
臨床に活かしています

具体的には診断をしたら
五行穴(五行による補瀉)や督脈の穴(陰陽調整)で治療します

後世派は診断は同じでも
流派によって治療法が違うことがあります

我々の場合はあくまでも
気血の調整、補瀉による調整ですから
つまりは陰陽調整になります

五行で調節していく治療法もあるのでしょう
具体的には原穴ゲキケツ、らくけつ、ぼけつ、兪穴で治療していくのでしょう

ご自身が納得される治療法に出会えるのが
一番幸せなことだと思います

  • この記事を書いた人

徳田漢方はり院- 徳田和則

先代から受け継いだ伝統鍼灸を次世代に伝えたいと思っています

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