鍼灸ですぐ治ったという人
全然治らない、鍼灸では無理だったという人
その違いは何でしょうか?
一言でいうと、その人が持っている自然治癒力の違いです
この記事では、東洋医学を使ったわたしの治療法での考え方を書きます
はり治療は体の反応を変えることができる
鍼灸ではカラダの反応を変えることができます
反応を引き出すといってもよいと思います
引き出すわけですから
引き出しに何か入っていなければいけません
引き出しとは
患者さんの体力です
自然治癒力といってもよいと思います
ですから引き出しに自然治癒力をお持ちであれば
どんなに病気が重そうでも
症状がいっぱいあっても、治療は簡単です
引き出しに自然治癒力をお持ちでない患者さんの場合は
治癒力を作るところからはじまります
作るところからですので
時間がかかります
治療は車の整備に似ている
鍼灸師は車の整備士に似ています
錆びたエンジンなどをメンテナンスするのが
鍼灸の役割です
車がピカピカになっても
動かすにはガソリンが必要です
ガソリンがエネルギーであり
自然治癒力、免疫力でもあると思います
人間でガソリンにあたるのは食べ物です
自然治癒力を作るのに食べ物が必要です
治癒力がある人ない人、食べ物と呼吸が大切
引き出しに治癒力があれば
鍼灸で少し調節するだけでいろいろ変わります
治癒力を作るためにはガソリン=食べ物が必要だと書きました
そしてもう一つ重要なのは呼吸です
徳田漢方はり院では呼吸の治療が重要と考えています
呼吸が浅くなる原因、ストレス
ストレスなどがかかって
無意識で上半身に力が入ると
胸が固まって呼吸が浅くなります
呼吸が浅くなると
カラダの酸素がうまく交換されないので
カラダの中の細胞が新鮮ではなくなります
古くなったり
エネルギーを作れなくなったりします
カラダの中が新鮮でなく
汚れた状態になると
頭痛、ふしぶしが痛いなどの症状が出ることもあります
治療はできない、調節するだけ
人間が人間の治療することはできないと思っています
治療をしているのは人間でなく
その人の持っている自然治癒力や免疫力です
鍼灸師ができることは
その人の持っているものを
最大限に引き出すことです
そして持ってない人には
引き出しにあるものを増やすお手伝いもできます
しかし、それには時間がかかると思っています
すぐ治る方と時間がかかってしまう方の違いは
もともとある自然治癒力の違いだと思います
自然治癒力があるかどうかを知る方法はコチラ