息子のカゼをはりで治療した話
の続きです
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刺さないはり治療のお話です
小児はりってどんな感じなの?どうやるの?安全なの?
という疑問にすこしでもお答えできればと思います
私の小児鍼のやり方
大人と同じはりを使います
治療は接触させるだけです。さしません
ツボに近づけるだけで治します
治療時間は3分以内です、あっけなく終わります
泣く子は治療するまでが大変ですが、、、
治療院にいらしていただく患者さんの場合
遠い所からいらっしゃっても
治療は同じで、2分で終わってしまいます
効くまでに5.6回かかるお子様もいらっしゃいます
1回めでは何も変化なしということもあります
みなさんでも出来ると思います 刺さない小児はり
ウチの息子の話ですが産まれてから7、8ヶ月くらいまでは
刺さないはりを使って治療していました
刺さないはりを使う治療はすごく簡単です
本物のはりより少し効果が落ちると思いますが
少し訓練したら出来ると思います
やり方やツボなどは
『スキンタッチ』という言葉で検索していただいて
参考になさると良いと思います
(参考ページ)→http://s-touch.net/
鍼灸院で小児はりをする意味
やりかたは簡単でも
難しいのは治療量と診断です
良くなったら治療をやめるのですが
今のこの状態は良くなったのかどうか?
基準が大人よりわかりにくいです
子供の体調は山の天気と同じで変わりやすいです
治療も同じでやり過ぎたらあっという間にもとに戻ったり
下手をすると悪くなるなんてコトもあります
ですから刺さない鍼やスプーンをつかった治療を
家でされる場合は治療時間を少なめにしていただくのがポイントかと思います
わたしが息子にはり治療をするとき
わたしの息子は今1歳と4ヶ月くらいです
1,2分以内に治療を終わらせます
なぜかというと
この年齢の子供は気血の流れが速いからです
身体を流れる気血が1周する時間が速いのです
気血が1周した時に治療が終わってないと
治療量をオーバーしてしまうこともあります
本物のツボを使った治療はシビアだと思います
自分の息子ですから一鍼入魂で
出来れば2,3回はりして終わるつもりで毎日やっています
今回のカゼ 溶連菌での抗生物質と小児はり
熱が出て保育園を早退した次の日はたまたま私が休日でした
一日中看病をしながら
だいたい3時間に一度に小児はりをしました
はりをして症状が激しくなった時もありました
薬を飲む前に、はり治療だけしていた時は
泣きや熱が激しくなったり、回復したりでした
免疫と菌の戦いが激化したのかな?と思ってみていました
抗生物質を飲んでしばらくすると
楽になったのか、泣くのをやめて眠ったのですが
その後に小児はりをしたあとには機嫌もよくなり
さっきまでのは何だったのか?
というぐらいごきげんになりましたw
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〇〇菌と名の付く病気の時
はり治療は抗生物質にはかなわないなあ、、、
というのが本音です
抗生物質は菌の感染の症状を劇的におさえます
すごく効きます、素晴らしい
表面上はこれで良いはず、、、
でも、息子にとって本当にこれでいいのか?
という疑問が残ってしまいました
息子の中の免疫君達は何もしていないのではないか?
しばらくしてまた溶連菌感染した時
免疫が不十分なので薬をのんでしまって、、
と繰り返しにならないことをいのっています
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追伸:次の日は夜泣きがすごかったですが
2日後には全く何もなかったかのように
元気に過ごせるようになりました!