痛い時に
- あっためたほうがいいですか？
- 冷やしたほうがいいですか？
この質問はよくいただきます
判断するコツを書いてみます
痛いところをさわって反対側と比較してみましょう
その部分をさわって反対側と比べてください
比較して明らかに熱をもってる時は冷やしてください
この時は、お風呂などで温めると逆効果です
自分で触ってみて、よくわからない場合は熱を持っていません
あきらかに熱があるとき以外は冷やさない方がよいと思います
熱をもっているときは炎症があります
温めると炎症が悪化してしまいます
次に時間の経過によっての
大体の目安をお伝えします
急性の場合
急性的なものは
炎症を抑えると治りが早いので
冷やした方がいいです
慢性の場合
慢性的なものは
血流を良くするために温めたいところですが
なにもしないほうがよいと思います
さわって温度差を感じない時でも
関節の中心部で炎症が起きていることがあります
炎症は温めたら悪化してしまいます
シップは根本治療？対症療法？
湿布の話もよくご質問をお受けします
湿布の仕組みですが、消炎効果と麻酔効果があります
急性のとき、熱をもっているときの消炎効果は根本治療になります
麻酔効果は対症療法です
急性期と熱をもっているとき以外は
湿布を貼らないほうが治りが早いと思います