腰が痛いだけではなく
太もも、すねなどがだるくてツライ、、、など

腰痛は病気が長引いてくると
坐骨神経の症状も出てくることが多いです

脊柱管狭窄やヘルニアなど
骨や神経に変化が出てきた場合でも
患部の筋肉をゆるめることで症状は落ち着いて来ます

このページでは最初に西洋医学の話
そのあとに東洋医学での
お話をさせていただきます

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは
お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて
鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張りなどの症状が出る疾患です

病院では脊柱管狭窄やヘルニア
といわれたりすることもあります

病院での治療は日常生活に支障がないときは
シップや痛み止めなどで様子を見ることが多く
根本治療がないのが現状です

根本治療がない理由

西洋医学での腰痛の原因ですが
骨や神経の損傷を調べるだけです

筋肉や腱の事はあまり考えません

筋肉や腱の損傷が画像に写らない
痛みが数値化できない
などの理由が考えられます

筋腱由来の痛みで病院に行っても
どこも悪くないと診断されることも多いです

東洋医学での坐骨神経痛の考え方

東洋医学での坐骨神経痛治療ですが

痛む部位はどこか?
何が痛んでいるか?
カラダのどこを助けると痛みが治まるか?

などを考えていきます

東洋医学の用語を使うと

  1. 経絡の治療
  2. 気血水の治療
  3. 五臓六腑の治療

となります

それぞれみていきましょう

痛みのある経絡の治療

痛みのある部位は
東洋医学の経絡でいえば何経の属するのか?
をみます

痛む経絡がわかれば
その先には五臓六腑がついていますので
治療の方針が立ちます

坐骨神経痛が痛む場所は
太陽膀胱経と少陽胆経です

太陽膀胱経は冷えや疲れによる邪気に
経絡がやぶれたとき症状が出ます

少陽胆経はカラダの中の気血水が
にごったとき症状が出ます

鍼灸治療では
膀胱経の邪気を取ったり
カラダの中をキレイにしてくれる
胆のうの働きを助けます

症状に関連する臓腑の治療

症状が出る場所が一定でないときは
風邪による症状です

腫れている時は熱邪によるものです

疼き痛みのときは湿邪によるものです

痺れや動きにくいなどのときは
寒邪による症状です

生理学的診断にもとづく治療

触られて痛いときは
邪気が経絡にまだある証拠です

鍼灸治療では症状のある経絡の
邪気を取る治療をします

触られて気持ちいいときは
邪気はすでになく
ご自身の正氣が弱って症状が出ています

鍼灸治療では飲食物の消化吸収を助けたり
弱っている臓腑を助ける治療をしたりします

まとめ

東洋医学では
カラダの治癒力を助ける治療が重要です

原因を除去するより
元気になることを考える治療
といっても良いかもしれません

  • カラダをゆるめること
  • 飲食物からの血流の内容をを良くすること
  • そのとき、五臓六腑のどこから助けてもらえるのか?

を考えて治療していきます

鍼灸治療のQ&A

初めて鍼灸治療を受けるので不安です
どのような治療をしますか?

ネットをみて徳田漢方はり院にいらっしゃる方のうち
6割は鍼灸治療が初めての方です

治療の様子や治療院に入ったら何をするのか?
などをまとめました

治療の様子初めての方へ

よろしかったらご参考ください

はり治療は痛いですか?

ほぼ無痛です
髪の毛ほどの細いハリで
ツボを1、2ミリほど刺激します

どこをさしているのかわからなくて
物足りないという感想を持たれるかもしれません

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