東洋医学の診断は難しそうですが
用語を覚えて臨床に使えるようになると
全ての病気に使えます

非常に便利です

ですが用語を覚えていないと
よくわからないかもしれません

経絡、五臓、気血水、邪氣、陰陽

これくらいがわかって、痛くない鍼がうてれば
診断、治療の方向性を間違わないので
治る方向に向かいます

もちろん上手い下手はあります(苦笑)

東洋医学の診断法、どこが原因か?

東洋医学の診断法は大きく分けると

  • 身体の部位を経絡でみて治療する
  • 五臓六腑を助ける
  • 気血水の調節をする
  • 風熱湿燥寒の邪気を身体から除く

となります

これらを知ることで
東洋医学的診断が出ると
診断即治療になります

診断は治療法をどうするか知るためです
診断と治療はセットになっています

これは西洋医学の病名とは
連動していません

部位が決まったらどのように病んでいるか?も知る

経絡、五臓、気血水、風熱湿燥寒のうち
どこが病んでいるかわかったら

どのように病んでいるかを調べます

どのように→陰陽虚実

同じところが病んでも
それぞれ陰陽虚実のどれで病んでいるかを診断します

陽証→邪氣を除く
陰証→身体を助ける
虚証→補法
実証→瀉法

補法を用いるか瀉法を用いるかが違ってきます

陰陽虚実が違うと同じ部位でも
治療法が180度違います

その2へ続く

東洋医学での鍼灸治療の基本的考え方 その2
その1はこちら東洋医学的治療ここからは聞き慣れない言葉がたくさんあるかもしれません(汗)東洋医学の診断では病んでいる原因病んでいる場所を東洋医学的に分析して治療します原因には内因からいうと気血水や精神的ストレスがあり外因からいうと風熱湿燥寒の邪氣があります場所には経絡がありますどの経絡がどれで傷んだか?を診断します外因→風熱湿燥寒風邪→あちこち痛い熱邪→腫れて痛い湿邪→疼いて痛い燥邪→手首の場合、あまりない寒邪→冷えて痛い冷えたり、使いすぎて腫れたりも多いのですがきずかない原因として多いのは湿邪です...