秋分を過ぎましたので
そろそろ風邪が流行ってきますね

いつも言わせていただいてますが
予防法は長ネギをたくさん食べることです

↓過去記事を参照ください
秋になったら長ネギを食べて風邪予防

今回の記事ですが
簡単に治る風邪と
悪くなりやすい風邪の見分け方について書いています

結論から言いますと
全身症状が出ると悪くなります
部分症状が出ると慢性に移行しやすいです

詳しくみていきましょう

風が邪氣として身体に入ったものが風邪

東洋医学では外から邪氣が入ってくるのを外感病といいます
風邪の原因とします

普通、風は身体に入らないのですが
防御力が弱くなったり
風の威力が強いと身体に入ってきます

防御力が弱くなるときは

  • お風呂上がり
  • 春、秋、冬に肘、膝を出す服装
  • 睡眠不足
  • ストレス過多
  • 精神的に弱っている

などです

一方、風の威力が強いときは

  • 寒い状況での首元
  • 寒い状況での足元
  • 秋冬の冷たい飲食

などです

普段は身体に風が入らないようになっていますが
このようなときは風の邪氣が身体に侵入してきます

最初は全身の症状が出る

身体に風の邪氣が入ると
最初は全身の症状が出てきます

  • 悪寒
  • 発熱
  • 関節痛
  • 背中から首、頭にかけての痛み
  • 咳嗽

などが、風邪の全身症状です
これらの症状は放っておくと
症状が進行します

ちょっとだけ寒気がして
ちょっとだけ頭がいたいけど
まあ大丈夫そうだ!

といって放っておいて
あとで大変なことになることもあります

これに対して
放っておいで大丈夫な風邪症状もあります

放っておいて大丈夫な風邪症状について

皆様が思っているカゼの症状は
どのようなものでしょう?

東洋医学では
放っておいても慢性に経過するカゼ症状として

  • 鼻水
  • 喉が痛い
  • せき
  • 鼻が詰まる

などがあります

一つだけでしたら
東洋医学の風邪症状ではありません

進行性でないとされていますので
様子を見ながら休むだけでもよいと思います

次は対処法についてです

東洋医学での風邪対処法

一般的な風邪治療のほかに
東洋医学での風邪治対処法をお伝えします

  • お風呂に入らない
  • 着替えを用意して寝る
  • 首元、足元を守る

などが、進行性のカゼ対処法です

新しく邪氣が外から入ってこないようにするのが
東洋医学的、風邪対処法です

お風呂に入ると汗の穴が開き
そこから邪氣が入りやすくなるからです

着替えて用意して寝るのは
汗をかいたとき布団の中で
寒さにあたらずに、着替えるためです

くびもと、足元から邪氣が入りやすいので
そこを守るとよいでしょう

風邪は万病のもと

風邪は万病のもとといいます
これは東洋医学から来た言葉です

身体への邪氣が風とともに入ってくるからです

寒と一緒に入ってくると「風寒」
熱と一緒に入ってくると「風熱」

などです

風邪への対処が出来れば
大病はしないといってもよいでしょう

上にも書きましたが

悪寒、発熱、関節痛
背中から首、頭にかけての痛み、咳嗽

などは、少しで、軽くても
気をつけましょう